間違いだらけのブログ執筆!あなたのブログは大丈夫?

ブログ記事が読まれていない。そんな悩みを抱えていませんか?販売のためブログ記事を書いてはいるけれど、全く読まれていないし、自然検索で表示されないということになると、何の為にブログを書いているか分からなくなってしまいます。実は昔の私もそうだったんです。ちょっと恥かしいですが私の過去のブログを紹介し、

どこがおかしいのか

を説明しようと思います。

間違いだらけのブログ執筆

突っ込みどころ満載の記事です。特にひどいところをピックアップして問題点をご説明しましょう。

1:タイトルが商品名

2017年に書いたブログ記事です。お恥かしい。タイトルが商品名やサービス名にしている初心者の方も多いのでは?これではグーグルの自然検索上位表示は厳しいでしょう。商品名やサービス名、屋号など知っている人は「見込み客」ではないからです。見込み客へアプローチしたいのに具体的な商品名などをタイトルに持ってくるのは間違い。出来れば「ターゲット」に訴求するタイトルにする必要があります。例えば「お求め安い価格でアメカジ初心者に人気!【ウォバッシュハンティングキャップ】」などです。

2:言いたいことだけ書いている

次は文章をご覧ください。一方的に言いたいことだけ書いています。読者を想定していないので当然です。どういう方におすすめなのか?他の商品との違いは?どんなシチュエーションに着用するのか、この商品を購入することによるメリットやデメリットは?などなど。読者に読んで欲しいと書いているはずなのに、読者を意識していないとこうなります。

■7W3Hを意識する

全てを網羅する必要はありませんが、この7W3Hを意識して記載すると読者の知りたい情報を簡潔に網羅できます。

いつ(When) 時期を記載する。セールや新商品入荷日など読者が知りたい情報を記載しましょう。

どこで(Where) 場所の記載。お店の場所やショップURLの記載。

誰が(Who )自分もしくは自社、自店の強みやポリシーなどを記載。

何を(What)商品スペックやサービス内容を記載。

なぜ(Why) おすすめする理由。お客様へのメリットを記載。

誰に (to) Whom ターゲットとなる人物像。こんな方におすすめ!など

誰と With, Whom 関係者、協賛や商品のブランド説明。

どのように How 手段。商品やサービスを使うシチュエーションなど。私の場合は着こなし例ですかね。

どのくらいの数 How many 数量限定などの情報。

いくらで How much 金額、具体的でなくても良いですが、2,000円程度やランチ1回分で~など記載するとよいでしょう。

詳しく書けば書くほど良いですが、気をつけたいことがあります。読者が知りたいことを詳しく記載するということです。気をつけなければ知識を披露するだけ、ウンチクを並べただけの記事になります。読者が本当に知りたいこと、満足したいことは何なのかを意識して書きましょう。

例えば「帽子好きの方にもオススメです。背面ゴム付きで、しっかり固定♪」の文章ですが、背面にゴムがついており、しっかり固定するから風の強い日や、自転車に乗っているときもしっかりフィットするので安心です。まで記載しなければならないのです。でも「この背面のゴムの強度は100Paで、引っ張り強度の高いゴムを使用。そのため~」などは分かりにくく、読者には必要の無い知識になります。


3:見出しがない

見出しは記事の屋台骨。これがないと内容の薄い記事になってしまいます。文章を書く前に先述した7W3Hを意識しながら見出しから作成しましょう。また見出しはSEO対策として非常に重要です。見出しの無い記事は自然検索上位で表示されないといっていいほどです。見出しの付け方も重要です。<H1>~<H3>までを上手に使い分けましょう。この見出しに必要なキーワードも盛り込むことも忘れずに。

4:テキスト量と画像量のバランスが悪い

見れば見るほどひどい記事です。まず文章量が圧倒的に少ない。1,500文字以下の記事はハッキリいってゴミクズです。いやそれ以下かも知れません。恐らくSEOで考えるとマイナスになっているでしょう。また画像も沢山ありますが、ただならべているだけ。かなり不親切です。読者に寄り添った記事とはいえません。文章と画像をバランスよく配置する、これだけでもグッと読みやすい記事になります。

5:アクションを促していない

読んだあと(まぁ読む人はいないと思いますが)読者にどうして欲しいのかがハッキリしません。これでは商品の自慢している感じです。素直に「買って欲しい」とはなかなか言えないので「商品ページで詳しく見てください」や「お気に入りに登録してください」など、読者にどのような行動をとって欲しいのかを記載する必要があります。

6:キーワード設定していない

どんなキーワードで自然検索上位表示を狙っているのかが、全くわからない記事です。もちろんこの当時キーワード選定などしていませんでした。だから当然自然検索で表示されません。ゴミクズブログたる所以です。ターゲットがどんなキーワードを使って検索しているのかをちゃんとリサーチした後、ブログ記事を書く必要があります。

7:記事をアップしたあとほったらかし

多くの方がサーチコンソールやアナリティクスで分析していません。もしくは分析の仕方がわかっていないのです。ブログを集客ツールとして管理するならば、数字を追うことを辞めてはいけません。書きっぱなしにするのではなく、書いたブログがどのような反応をしているのかを確認し、問題点を洗い出し次の記事に活かすことが求められるのです。

8:ジャンルが設定されていない

ブログのジャンル設定をあまり重要視していない方も多いのでは?ジャンルやカテゴリーが単なる「ブログ」だったり、未設定だったりすると他の記事も読みたい!と感じた読者にはかなり不親切。分かりやすいジャンル・カテゴリー設定も重要です。グーグルもどんなジャンルの記事なのかを判断しています。ワードプレスではパーマリンク設定をしっかりと行ないましょう。これもSEOの基本です。


間違いだらけのブログ記事を終わらせよう!

この記事は初めて自然検索1位になって思い出深い記事です。(最近は順位が下がってきましたけど)ターゲット、キーワードを決め、7W3Hを意識し、1500文字以上になるように執筆しました。もちろんこの記事も手直ししたいところは沢山あります。ですが2017年の頃の記事と比べると雲泥の差です。それは読者を意識すること。これだけで間違いだらけのブログ記事とはさようならすることが出来ます。ぜひあなたのブログも読者を意識して作成してくださいね。


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