集客の為のブログを書いたけれど全く集客出来ていない。
検索上位に表示されていないのでPVが伸びない。
などなど。しかし上記の悩みは、実はブログを使ったコンテンツマーケティングでありがちなお悩みなんです。決してアナタだけではありません。それはWebライティングの仕組みを知らないからなんです。ここではブログで集客出来ない原因と、その対処法をご説明します。
Webライティングと通常の文章の違い
Webライティングと通常の文章、つまり書店で販売されている文庫本や新刊図書などとの最も大きな違いは「Google検索エンジンからの新規読者を獲得するライティング」を意識する点です。通常は読み手、読者層に沿った文章を心がけるのですが、WebライティングはまずGoogleに認識される必要があります。サイト全体のSEO対策はもちろんですが、個別の記事に対してもSEO対策を施すことが重要なのです。
Webライティングの重要性
現在のWebサイト集客の主要な方法が、コンテンツマーケティングやコンテンツSEOがメインとなっているからです。コンテンツマーケィングと言うのは、『将来顧客になりそうな読者にとって価値ある良質なコンテンツを制作・発信をとおし、見込み顧客の信頼を得、さらに購買を経て、最終的にはファンとして定着させることをめざす一連のマーケティング手法のことです。』
Webライティングの基本ルール
Webライティングの基本的なルールはSEO対策に沿っていることです。
1・キーワードがタイトル、見出し、文章に適切に配置されているか
2・タイトルが30文字程度、見出しが適切に配置され、文章も難しい感じや単語が少なく読みやすいか
3・タイトルとブログの文章に関係性があり、情報量が多いか
ブログ集客できない原因①
Webライティングの基本としてまずペルソナを意識すること。ブログでの集客方法で重要なのは読んでもらえるブログなのかどうか。つまり読者をきちんとイメージし、読者が抱えている問題があなたのブログを読むことで解決できるかどうかが重要です。
ブログ集客できない原因②
Webライティングの基本であるキーワード選定についてです。Webライティングのキーワード選定が間違っている場合もうまく集客出来ません。ボリュームの多いキーワードでは競合が多すぎて初心者だと太刀打ちできない場合がほとんどです。キーワード選定を一度見直して、再設定してみましょう。
ブログ集客できない原因③
アナタは1本だけブログを書いて成果が出ないと思われていませんか?以前の私もそうでした。実はブログは1本書くだけでは効果でないんです。ここがWebライティングの非常に重要なポイントだと私が実感している点で、選定したキーワードで検索上位表示されるまで続けること、似たようなブログ記事を何度も制作すること。ライターの仕事をしていると、記事サイトのすべてが同じキーワードで沢山のブログ記事をアップしていることがわかったのです。
ブログのブラッシュアップ例
では私自身が選定したキーワードからどのようにブログをブラッシュアップしていったのかという具体例をご紹介しましょう。選定したメインキーワードは「古着・Tシャツ・アメカジ」です。
まずは2017年7月4日にアップした記事から。この当時はとにかく商品説明にこだわっていたため、読者を全く意識していない一方通行なブログ記事になっています。当然グーグルの自然検索にはまったく反応していませんでした。
次は2018年6月21日に作成したブログ記事です。こちらも全く成長の痕が見られない残念なブログ記事です。当然圏外です。この記事を読んだことのある読者は過去2年間でも1人もいないでしょう。
いよいよブログを書く意味を見失い、路頭に迷い、どうすればいいのか分からなくなっていました。その為Webライティングの作戦を大幅に変更します。「古着・Tシャツ・アメカジ」というキーワードから離れ、「古着・Tシャツ・コーデ」や「古着・Tシャツ・選び方」などキーワード選定を読者をイメージして行うようにしました。その結果平均検索順位が劇的にアップします。※現在6.9位になっています。
その時、メインとなるキーワード選びよりも、それ以外の共起語、サジェストキーワード選定の重要さに気づき、古着・Tシャツを軸に様々な共起語・サジェストキーワードを組み合わせてブログ制作にかかるようになりました。その際、読者・見込み客が抱えているであろう、悩みや疑問、問題とは何か?を追求することこそ重要であると気づいたのです。そのかいあって2018年10月5日に書いたブログは検索順位こそ平均17位ですが、読者は一気に増えました。クリック率も15%近くあり、立派に集客可能なブログ記事作成の第1歩を踏み出せたと実感できた、ブログ記事になりました。
その後も古着Tシャツをメインキーワードに、読者が抱えているであろう悩みや疑問、問題をリサーチしながらキーワード選定を行いブログ制作にとりかかりました。Webライティングのメリットは読者層、人数、本当に読まれているかなど細かな部分もアナリティクスなどで数値化できる点です。
最後に
Webライティングは常にGoogleの自然検索アルゴリズムを意識しておく必要があります。しかしながら、ニーズの高い情報を発信するページこそ価値があるという前提はおそらく永遠のままのはずです。つまりGoogleを意識しつつも、やはり読者を意識したライティングが不可欠なのです。読者がどんなキーワードを使って検索しているのか、読者がどんな情報を欲しがっているのかというリサーチは常に行う必要があるのです。
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